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コース/デザインシステム構築・運用上級講座/レスポンシブデザインシステム
6 / 10
レッスン 6
25分

レスポンシブデザインシステム

📝 最後に理解度チェック(3問)があります
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レスポンシブデザインシステム

はじめに

現代のWebプロダクトは、スマートフォン、タブレット、デスクトップ、大画面モニターなど、多様なデバイスで利用されます。デザインシステムにレスポンシブの仕組みを組み込むことで、個別の画面サイズごとにデザインを作る手間を大幅に削減し、あらゆるデバイスで一貫した体験を提供できます。

ブレークポイントの設計

画面幅の区切りを適切に設計することが出発点です。

  • ◆モバイル: 0〜639px。片手操作を前提とした縦長レイアウト
  • ◆タブレット: 640〜1023px。2カラムレイアウトが適する中間サイズ
  • ◆デスクトップ: 1024〜1279px。標準的なPC画面
  • ◆ワイド: 1280px〜。大画面モニター。コンテンツ幅の上限設定が重要
  • ◆ブレークポイントはpxではなくremで定義するとフォントサイズ変更に追従する

モバイルファーストの原則

小さい画面から設計を始め、大きい画面に拡張していく考え方です。

  • ◆CSSはmin-widthメディアクエリで上書きしていく。baseがモバイル向けスタイル
  • ◆情報の優先順位: モバイルで表示する情報が最も重要な情報。デスクトップで追加情報を表示
  • ◆タッチ操作: タップターゲットは最低44x44px。指の太さを考慮する
  • ◆パフォーマンス: モバイルは通信速度が遅いため、画像の最適化とレイジーロードが重要

レスポンシブコンポーネント設計

デバイスに応じて変化するコンポーネントを設計します。

  • ◆ナビゲーション: デスクトップは横並びメニュー、モバイルはハンバーガーメニューに変化
  • ◆カードグリッド: デスクトップは3〜4列、タブレットは2列、モバイルは1列に変化
  • ◆テーブル: デスクトップは表形式、モバイルはカード形式またはスクロール可能テーブル
  • ◆フォーム: デスクトップは横並びフィールド、モバイルは縦積みに変化

フルイドタイポグラフィ

画面幅に応じてフォントサイズが滑らかに変化する仕組みです。

  • ◆clamp()関数: font-size: clamp(1rem, 2.5vw, 2rem) のように最小値、推奨値、最大値を指定
  • ◆見出し: モバイルで24px→デスクトップで40pxのように、大きな文字ほど変化幅を大きくする
  • ◆本文: 16pxを基本とし、大画面でも18px程度に留める。大きすぎると可読性が下がる
  • ◆行間: フォントサイズに連動して調整。小さい画面では少し広めの行間が読みやすい

レスポンシブスペーシング

余白もデバイスに応じて調整します。

  • ◆セクション間余白: モバイルで48px、デスクトップで96pxなど、画面サイズに応じて拡大
  • ◆コンポーネント内余白: コンパクト(モバイル)→ゆったり(デスクトップ)に変化
  • ◆グリッドガター: 列間の余白。モバイルで16px、デスクトップで24〜32px
  • ◆CSS clamp()やcalc()を活用してブレークポイントに依存しないフルイドスペーシングも可能

🏋️実践ワーク

以下の課題に取り組みましょう。

  • ◆プロジェクトのブレークポイントを4段階で定義し、各段階のレイアウト方針を決めましょう
  • ◆clamp()を使ったフルイドタイポグラフィのスケールを設計してみましょう
  • ◆ナビゲーションコンポーネントのレスポンシブ対応をFigmaで設計してみましょう

📝まとめ

レスポンシブデザインシステムは、ブレークポイント設計、モバイルファースト原則、フルイドタイポグラフィ、レスポンシブスペーシングを組み合わせることで、あらゆるデバイスで最適な体験を提供します。次の章では、ダークモードとテーマ機能の実装を学びます。

理解度チェック

3問

全問正解でこのレッスンが「完了」になり、コースの全レッスンを完了すると修了証が発行されます。解説つき・何度でも挑戦できます。

  1. Q1.モバイルファーストでCSSを書くときの基本的な構成として、本文に沿うものはどれですか。

  2. Q2.デスクトップ版のトップ画面に載せたい情報が多く、モバイルに収まりません。モバイルファーストの原則に沿う進め方はどれですか。

  3. Q3.フルイドタイポグラフィで本文テキストの文字サイズを設計します。大画面での扱いとして本文に沿うものはどれですか。

すべての問題に答えると押せます

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