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コース/デザインシステム構築・運用上級講座/デザインシステムとは?なぜ今必要なのか
1 / 10
レッスン 1
25分

デザインシステムとは?なぜ今必要なのか

📝 最後に理解度チェック(3問)があります
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デザインシステムとは?なぜ今必要なのか

はじめに

デザインシステムとは、プロダクトやブランドの一貫性を保つための包括的な設計基盤です。カラーパレット、タイポグラフィ、コンポーネント、ガイドラインなどを体系化し、チーム全体で共有することで、品質の高いデザインを効率的に生産する仕組みです。

デザインシステムの構成要素

デザインシステムは大きく5つのレイヤーで構成されます。

  • ◆デザイン原則: ブランドの価値観やデザインの方向性を言語化したもの。すべての判断の基準になる
  • ◆デザイントークン: 色、フォントサイズ、余白、角丸などの最小単位の設計値。変数として管理する
  • ◆コンポーネントライブラリ: ボタン、カード、モーダルなどの再利用可能なUIパーツの集合
  • ◆パターンライブラリ: フォーム、ナビゲーション、検索結果などの画面パターンの集合
  • ◆ドキュメント: 使い方、ガイドライン、ベストプラクティスをまとめた文書

デザインシステムがもたらす効果

導入による具体的なメリットを理解しましょう。

  • ◆一貫性の担保: 異なるページや機能でもUIの見た目と振る舞いが統一される
  • ◆開発速度の向上: コンポーネントを再利用することで、新画面の開発時間が50〜70%短縮
  • ◆コミュニケーション改善: デザイナーとエンジニアが共通の言語(コンポーネント名)で会話できる
  • ◆品質の底上げ: 個々のスキルに依存せず、チーム全体で一定以上の品質を維持できる
  • ◆スケーラビリティ: プロダクトや機能が増えても、デザインの管理コストが線形に増えない

有名企業のデザインシステム事例

先進企業のデザインシステムを研究することで、設計のヒントを得ましょう。

  • ◆Google Material Design: Androidエコシステム全体のデザイン基盤。マテリアルメタファーを採用
  • ◆Apple Human Interface Guidelines: iOS/macOSの設計指針。プラットフォームの一貫性を重視
  • ◆IBM Carbon: エンタープライズ向け。アクセシビリティとダークモードに注力
  • ◆Shopify Polaris: EC管理画面に特化。マーチャント向けの実用性を重視
  • ◆LINE Design System: 日本発。多言語・多プラットフォーム対応の設計思想

デザインシステムの成熟度モデル

組織のデザインシステム活用を段階的に捉えましょう。

  • ◆Level 1(スタイルガイド): カラーやフォントの定義のみ。PDFやFigmaファイルで共有
  • ◆Level 2(コンポーネントライブラリ): 再利用可能なUIパーツをFigma上で管理
  • ◆Level 3(コード連携): FigmaコンポーネントとReact/Vue等のコードが1対1で対応
  • ◆Level 4(自動同期): デザイントークンの変更がコードに自動反映される仕組みが稼働
  • ◆Level 5(組織文化): デザインシステムがチームのワークフローに完全に統合されている

🏋️実践ワーク

以下の課題に取り組んでみましょう。

  • ◆Material Design、Polaris、Carbonの公式サイトを訪問し、構成要素を比較してみましょう
  • ◆自分のプロダクト(または架空のサービス)のデザイン原則を3つ言語化してみましょう
  • ◆現在のプロジェクトのデザイン成熟度を5段階で自己評価してみましょう

📝まとめ

デザインシステムは単なるスタイルガイドではなく、組織全体のデザイン品質と生産性を飛躍的に向上させる仕組みです。デザイン原則、トークン、コンポーネント、パターン、ドキュメントの5レイヤーで構成され、成熟度に応じて段階的に構築していきます。次の章では、デザインシステムの土台となるデザイントークンの設計を学びます。

理解度チェック

3問

全問正解でこのレッスンが「完了」になり、コースの全レッスンを完了すると修了証が発行されます。解説つき・何度でも挑戦できます。

  1. Q1.ボタンの角丸を強めるか弱めるかで、デザイナー間の意見が割れました。デザインシステムの構成要素のうち、まず立ち返るべきものはどれですか。

  2. Q2.UIパーツはFigma上で再利用可能な形で管理していますが、コードとは対応しておらず都度手で実装しています。成熟度モデルではどの段階ですか。

  3. Q3.デザイナーとエンジニアの会話がかみ合わない課題に対して、デザインシステムはどのように効くと本文で説明されていますか。

すべての問題に答えると押せます

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1デザインシステムとは?なぜ今必要なのか2デザイントークンの設計と管理3コンポーネントライブラリの設計4デザインとコードのハンドオフ5アクセシビリティ設計の実践6レスポンシブデザインシステム7ダークモードとテーマシステム8モーションデザインの体系化9デザインシステムのガバナンスと運用10デザインシステムの未来とAI活用