WordPressインストールと初期設定
はじめに
サーバーとドメインの準備ができたら、いよいよWordPressのインストールです。多くのレンタルサーバーでは「簡単インストール」機能が用意されており、数クリックでWordPressを設置できます。この章では、インストール手順と、必ず行うべき初期設定を解説します。
WordPressインストール手順
エックスサーバーを例に、インストールの流れを説明します。他のサーバーでも基本的な流れは同じです。
- 1サーバーパネルにログインする
- 2「WordPress簡単インストール」メニューを開く
- 3インストール先のドメインを選択する
- 4サイト名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力する
- 5データベースは「自動で作成する」を選択する
- 6確認画面で内容を確認し、インストールを実行する
- 7完了後、管理画面URLが表示されるのでブックマークしておく
管理画面への初回ログイン
インストールが完了したら、管理画面にログインして初期設定を進めます。
- 1管理画面URL: https://あなたのドメイン/wp-admin/
- 2インストール時に設定したユーザー名とパスワードでログイン
- 3ダッシュボードが表示されれば成功。左側のメニューから各種設定に進む
必須の初期設定
WordPressインストール直後に必ず行う設定があります。これらを怠るとSEOやセキュリティに問題が生じます。
- 1一般設定: サイトタイトルとキャッチフレーズを事業に合わせて設定する。サイトアドレスがhttpsになっていることを確認する
- 2パーマリンク設定: 「投稿名」に変更する。SEOに最適なURL構造になる。初期設定の「日付と投稿名」や「基本」はSEO上不利
- 3表示設定: トップページの表示を「固定ページ」に変更する(後で固定ページを作成してから設定)
- 4ディスカッション設定: スパムコメント対策として、コメントの手動承認を有効にする
- 5メディア設定: 画像サイズの初期値を確認する。不要なサイズ生成はサーバー容量を圧迫する
SSL設定の確認
SSLはサイトの通信を暗号化する仕組みで、SEOとセキュリティの両面で必須です。
- 1サーバーパネルで無料SSLが有効になっているか確認する
- 2WordPress管理画面の一般設定で、サイトURLがhttpsになっていることを確認する
- 3httpでアクセスした場合にhttpsへ自動リダイレクトされるか確認する
- 4ブラウザのアドレスバーに鍵アイコンが表示されていれば正常
不要な初期データの削除
WordPressには初期状態でサンプルデータが含まれています。これらを削除しましょう。
- 1「Hello world!」という投稿を削除する
- 2「サンプルページ」という固定ページを削除する
- 3「未分類」カテゴリの名前を自社に適したものに変更する
- 4初期インストールされている不要なプラグインを削除する(Hello Dollyなど)
ユーザー設定とセキュリティ
管理画面のセキュリティを最初に固めておくことが重要です。
- 1管理者ユーザー名は「admin」を避ける: 推測されやすいため不正ログインのリスクが高い
- 2パスワードは16文字以上の複雑なものを設定する
- 3ニックネームを設定する: 投稿者名に管理者のユーザー名が表示されるのを防ぐ
- 4ログイン試行回数を制限するプラグインを導入する
🏋️実践ワーク
1レンタルサーバーにWordPressをインストールし、管理画面にログインしましょう
2パーマリンク設定を「投稿名」に変更しましょう
3SSL設定を確認し、httpsでサイトが表示されることを確認しましょう
4初期データ(サンプル投稿・ページ)を削除しましょう
📝まとめ
この章では、WordPressのインストール手順と必須の初期設定を学びました。パーマリンク設定、SSL確認、不要データの削除は、後から変更すると影響が大きいため、最初に正しく設定することが重要です。次の章では、テーマ選びとカスタマイズを学びます。