ファネル分析とは、ユーザーが広告・SEOで流入してからコンバージョンに至るまでの各段階での離脱率を可視化し、最もCVに影響しているボトルネック段階を特定する手法です。「ファネル(funnel)」とは漏斗(じょうご)のことで、段階を経るごとにユーザーが絞り込まれていく様子を表しています。
ファネル分析
LPのコンバージョンファネルは以下の6段階で構成されます。各段階の離脱率を計測することで、どの段階を改善すれば最も大きなCVR向上が見込めるかが分かります。
広告・SEO・SNS・メールなどからLPに訪問したユーザーの総数です。これが分母になります。
計測ツール: GA4のセッション数・チャネル別流入数
改善ポイント: 流入の質が低い場合はLPOではなく広告ターゲティングやキーワード選定の見直しが先決です。
LPを開いてファーストビューを認識したユーザー数です。直帰率や3秒以内離脱率で計測します。
目安: FV離脱率30〜50%は改善余地あり。60%以上は緊急対処が必要。
主な離脱原因
| 原因 | 改善方法 |
|---|---|
| キャッチコピーがユーザーのニーズと不一致 | ターゲット層の言葉を使ったキャッチコピーに変更 |
| ページ表示速度が遅い(3秒超) | 画像圧縮・CDN導入・サーバー改善 |
| スマホ表示が崩れている | レスポンシブデザインの修正 |
| 広告の訴求とLPの内容が不一致 | 広告とLPのメッセージマッチを確認 |
💡 「メッセージマッチ」はFV改善の最重要ポイントです。「30代女性向けダイエット広告」をクリックしたユーザーが、20代全般向けのトップに飛ぶと即離脱します。広告の訴求文とFVのキャッチコピーは内容・ターゲット・ベネフィットを揃えましょう。
FVを超えてコンテンツを読み進めたユーザーの割合です。スクロール率50%・70%・90%での残存率を計測します。
目安: スクロール50%到達率50%以上が健全。30%を下回る場合は改善が急務。
主な離脱原因
コンテンツを閲覧しCTAボタン・リンクをクリックしたユーザー数です。CTAのクリック率が改善の核心です。
業界別CTAクリック率の目安
| 業種 | 一般的なクリック率 |
|---|---|
| EC 購入ボタン | 3〜8% |
| 資料DL・無料登録 | 5〜15% |
| 問い合わせフォーム | 1〜5% |
| セミナー申込 | 5〜20% |
CTAクリック率を上げるテクニック
⚠️ 「申込み」「購入」などの一般的な文言はクリック率が低いです。ユーザーがボタンをクリックすることで得られるベネフィットや次に起こることを文言に反映させると、クリック率が大きく改善します。
CTAをクリックしてフォームを開いたユーザーのうち、入力を開始したユーザー数・完了したユーザー数です。フォーム最適化はLPOの中で最も大きな改善効果が出やすい領域です。
フォーム最適化の重要施策
| 施策 | 効果の大きさ | 実施方法 |
|---|---|---|
| 入力項目の削減 | 非常に大きい | 不要な項目を削除。住所・FAX等は後で取得 |
| プレースホルダーの改善 | 中 | 「例: yamada@email.com」などを表示 |
| エラーメッセージの改善 | 大きい | 原因と解決策を具体的に表示 |
| 入力補助(オートコンプリート) | 大きい | HTMLの autocomplete属性を正しく設定 |
| リアルタイムバリデーション | 大きい | 入力中に問題を即座に教える |
| プログレスバー(多段式) | 大きい | 「ステップ1/3」など残量を可視化 |
フォーム送信・決済完了など最終的なコンバージョンを達成したユーザー数です。
確認事項: 送信ボタンを押してもページが遷移しないエラーがないか。決済エラーのレートが高くないか。
ファネル分析で各段階の離脱率を計算したら、最も大きな離脱数が発生している段階を最優先で改善します。
| 段階 | 離脱率の計算式 |
|---|---|
| FV離脱率 | (流入 - FV閲覧数)÷ 流入 × 100 |
| スクロール離脱率 | (FV閲覧 - スクロール通過)÷ FV閲覧 × 100 |
| CTAクリック離脱率 | (スクロール通過 - CTAクリック)÷ スクロール通過 × 100 |
| フォーム離脱率 | (CTAクリック - フォーム完了)÷ CTAクリック × 100 |
優先度の考え方: 離脱率が高い段階を改善するよりも、絶対的な離脱人数が多い段階を優先する方が、CVR全体への改善インパクトが大きくなります。
💡 ファネル分析は月次で実施することを推奨します。施策実施前後の各段階の離脱率変化を追うことで、改善施策の効果を正確に測定できます。GA4のファネルレポート(探索レポート)を活用しましょう。
以下のワークを実施してください。
ファネル分析はLPのコンバージョン経路を流入→FV→スクロール→CTAクリック→フォーム→CVの6段階に分けて各段階の離脱率を計測する手法です。最も絶対離脱数が多い段階がボトルネックであり、そこを集中的に改善することでCVR全体への改善インパクトが最大化されます。GA4の探索レポートとヒートマップを組み合わせることで、定量データと定性データの両面からボトルネックを正確に特定できます。次のレッスンではマイクロコピーによる具体的な文言改善を学びます。
全問正解でこのレッスンが「完了」になり、コースの全レッスンを完了すると修了証が発行されます。解説つき・何度でも挑戦できます。
Q1.FV段階で4,000人(離脱率40%)、フォーム段階で120人(離脱率60%)が離脱しています。本文の考え方で優先すべきはどれですか。
Q2.LPへの流入自体の質が低く、ターゲット外の訪問者が多いとわかりました。本文に沿って先に取り組むべきことはどれですか。
Q3.「30代女性向けダイエット」の広告から、20代全般向けの内容のLPに誘導しています。本文に沿った改善はどれですか。
完全無料・クレジットカード不要
成果の出るLP制作完全講座
LP(ランディングページ)とは、広告・SNS・メールなど外部から訪れたユーザーを、1つの目的(CV)へ誘導するために設計された縦長1ページ完
25分無料公開
成果の出るLP制作完全講座
LP黄金テンプレートとは、CVRの高いLPに共通して見られる8つのセクションを、最も効果的な順番に並べたLP設計の骨格です。
25分無料公開
成果の出るLP制作完全講座
ランディングページを作ろうと決意したとき、最初にぶつかるのが「どのツールで作るか」という壁です。
25分本文は無料で閲覧可
成果の出るLP制作完全講座
LPを公開して終わりでは、集客の可能性を半分以下に抑えていることになります。
25分本文は無料で閲覧可
成果の出るLP制作完全講座
LPのCVRを高める最大の要因は「デザインの美しさ」でも「文字の多さ」でもなく、ターゲットの心理を正確に把握しているかどうかです。
25分本文は無料で閲覧可
成果の出るLP制作完全講座
PASONA法則とは、コピーライターの神田昌典氏が体系化したセールスコピーライティングの6ステップフレームワークです。
25分本文は無料で閲覧可
各レッスンの理解度チェックに合格すると ✓ がつきます