ランディングページ(LP)は、広告やSNSからの流入を「問い合わせ」「購入」「申し込み」に変換するための専用ページです。通常のWebサイトとは異なり、1つの目的(コンバージョン)に特化した設計が求められます。
LPと通常のWebサイトの違い
通常のWebサイト
- ◆複数ページ構成
- ◆ナビゲーションメニューあり
- ◆さまざまな情報を網羅
- ◆回遊を促す設計
ランディングページ
- ◆基本は1ページ完結
- ◆ナビゲーションなし(離脱を防ぐ)
- ◆1つのアクションに集中
- ◆上から下へ読ませるストーリー構成
LPの目的は「読んで、納得して、行動してもらう」こと。この一点に全ての設計を集中させます。
成果が出るLPの構成テンプレート
LP構成テンプレート
実績のあるLPは、ほぼ例外なく以下の構成に沿っています。
1. ファーストビュー(キャッチコピー + ビジュアル)
ユーザーが最初に見る画面です。ここで離脱するか読み進めるかが決まります。3秒以内に「自分に関係がある」と思わせることが目標です。
必須要素:
- ◆キャッチコピー: ターゲットの悩みに刺さるメッセージ
- ◆サブコピー: 具体的なベネフィット
- ◆メインビジュアル: 商品・サービスの利用イメージ
- ◆CTAボタン: 「無料で相談する」「今すぐ申し込む」
2. 悩み・課題の提示
「こんなお悩みありませんか?」のセクション。読者に「まさに自分のことだ」と共感させることで、続きを読む動機を作ります。
3〜5個の具体的な悩みを箇条書きで提示するのが定番です。
3. 解決策の提示(サービス紹介)
悩みに対する解決策として、商品・サービスを紹介します。「何をするか」ではなく「何が得られるか」(ベネフィット)を中心に書きましょう。
4. 選ばれる理由(強み・差別化)
競合との違いを3〜5つのポイントで示します。数字を使って具体的に伝えることが重要です。
- ◆悪い例: 「丁寧なサポート」
- ◆良い例: 「専任担当者が月2回の定例MTGで伴走。継続率98%」
5. 実績・お客様の声
信頼性を担保するセクションです。
- ◆導入実績の数字(「累計500社導入」)
- ◆お客様の声(写真+実名が理想)
- ◆Before/After の具体的な数値
- ◆メディア掲載実績
6. 料金・プラン
料金を明示します。隠すと不信感を生みます。複数プランがある場合は、最も売りたいプランを中央に配置し、目立たせる手法が効果的です。
7. よくある質問(FAQ)
「申し込み前の不安」を解消するセクション。5〜8個程度の質問と回答を用意しましょう。
8. CTA(行動喚起)
最終的な行動を促すセクション。ファーストビューのCTAに加え、ページ中間と末尾にもCTAを配置します。
CTAボタンの鉄則:
- ◆目立つ色にする(ページ内で浮く色)
- ◆動詞で始める(「申し込む」「相談する」「ダウンロードする」)
- ◆ハードルを下げる(「無料」「30秒で完了」「まずは相談だけ」)
LPデザインの5原則
原則1: 1カラムレイアウト
サイドバーは不要。上から下へ一直線に読ませるデザインにします。
原則2: 余白を十分に取る
詰め込みすぎは読みにくさの原因。セクション間の余白を広めに取り、情報を消化しやすくしましょう。
原則3: 視線の流れを意識する
F型パターン(左上→右→下)を意識し、重要な情報を左上に配置。CTAは目線の終点に置きます。
原則4: 色は3色まで
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色に絞ります。CTAボタンにはアクセントカラーを使い、ページ内で最も目立たせます。
原則5: モバイルファースト
LPへのアクセスの70%以上はスマホ経由です。スマホでの表示を最優先にデザインしてください。テキストサイズ、ボタンの大きさ、タップ領域に特に注意が必要です。
公開後の改善(LPO)
LPは公開がゴールではなく、スタートです。データに基づいた継続的な改善が成果を大きく左右します。
見るべき指標
- ◆CVR(コンバージョン率): 一般的なLPで2〜5%が目安
- ◆直帰率: ファーストビューの改善指標
- ◆スクロール率: どこまで読まれているかの把握
- ◆CTAクリック率: ボタンの配置やデザインの評価
A/Bテストの進め方
一度に変更するのは1箇所だけ。複数を同時に変えると、何が効果をもたらしたかわかりません。
テストすべき優先順位:
- ◆ファーストビューのキャッチコピー
- ◆CTAボタンの文言・色・位置
- ◆お客様の声のレイアウト
- ◆フォームの項目数
まとめ
成果の出るLPには「型」があります。構成テンプレートに沿って設計し、デザインの5原則を守り、公開後はデータに基づいて改善する。この流れを実践すれば、コンバージョン率は着実に向上します。
まずは構成テンプレートを元にワイヤーフレームを作成し、ファーストビューのキャッチコピーを練り上げるところから始めてみてください。
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