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コース/成果の出るLP制作完全講座/ターゲット分析とペルソナ設計
3 / 10
レッスン 3
25分

ターゲット分析とペルソナ設計

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ターゲット分析がLP成果を決める理由

LPのCVRを高める最大の要因は「デザインの美しさ」でも「文字の多さ」でもなく、ターゲットの心理を正確に把握しているかどうかです。どれだけ洗練されたデザインのLPでも、ターゲットの悩みや感情から外れたコピーが書かれていれば、ユーザーは「自分には関係ない」と感じて離脱します。逆にシンプルなデザインでも、ターゲットの本音に刺さる言葉が使われていれば高CVRを達成できます。このレッスンでは、ペルソナ設計テンプレート・BDF分析フレームワーク・顧客インサイトの発見法という3つの手法を使って、「誰に・何を・どう伝えるか」の設計図を作る方法を学びます。


ペルソナ設計テンプレート

ペルソナ設計テンプレートとBDF分析フレームペルソナ設計テンプレートとBDF分析フレーム

ペルソナとは「理想のターゲット顧客を1人の実在する人物として具体化したプロフィール」です。「30代女性」という漠然としたターゲット定義では、コピーの方向性が定まりません。名前・年齢・職業・悩み・日常行動まで具体化することで、書くべき言葉が自然に見えてきます。

基本属性(デモグラフィック)

項目記入例
氏名(仮)田中 美咲(架空)
年齢・性別34歳・女性
職業・年収メーカー正社員・年収380万円
居住地神奈川県横浜市・1K賃貸
家族構成独身・一人暮らし
趣味・休日カフェ巡り・Netflix・月1回旅行

基本属性は「この人に話しかけるように文章を書く」ための土台です。ただし、デモグラフィックだけでは購買動機はわかりません。心理属性・行動パターン・インサイトと組み合わせて初めてペルソナが「生きた人物」になります。

心理属性(サイコグラフィック)

心理属性では「なぜ買うか」の根本を探ります。同じ「ダイエットサプリ」を買う人でも、「健康のため」「異性にモテたい」「職場でなめられたくない」では刺さるコピーがまったく異なります。

記入すべき項目

  • ◆価値観・信念: 「努力は報われる」「コスパを最優先する」「失敗は恥」など
  • ◆情報収集方法: Google検索・Instagram・YouTube・知人の口コミのどれを重視するか
  • ◆理想の状態: 「3ヶ月後にどうなっていたいか」という具体的なゴールイメージ
  • ◆現在の悩み・痛み: 表面的な悩みと、その背後にある感情的な痛み

💡 痛み(Pain)と利益(Gain)の両方を把握する: 人間の購買動機は「痛みからの逃避(現状を変えたい)」と「利益への接近(理想を手に入れたい)」の2種類です。どちらの動機が強いターゲットかによって、コピーの書き方が変わります。コンプレックス系商品はPain訴求、自己実現系商品はGain訴求が効果的です。

行動パターン(ビヘイビアル)

「購入前にどんな行動を取るか」を理解することで、LPで先回りすべきコンテンツが見えてきます。

行動把握すべきこと
情報収集Google検索 / SNS / YouTube どれが主?
比較検討何社・何商品を比較するか
決め手価格・口コミ・保証・ブランド どれが最重要か
購入障壁何が「今すぐ買わない」理由か

BDF分析フレームワーク

BDF分析とは**Belief(信念・思い込み)・Desire(欲求・望み)・Fear(恐れ・不安)**の3軸でターゲットの心理を整理するフレームワークです。LP制作において、このBDF分析の精度がコピーの精度に直結します。

B — Belief(信念・思い込み)

Beliefとは、ターゲットが持っている「固定観念・先入観・思い込み」です。これはLP購入の障壁になっていることが多く、コピーで崩す必要があります。

ダイエットサプリの例

  • ◆「サプリは効かない(過去に失敗した)」
  • ◆「高いものしか効果がない」
  • ◆「自分の体質では痩せられない」

これらのBeliefに対し、「〇〇大学研究で有効成分を実証」「継続率92%の理由は成分ではなくサポート体制」「低代謝な方こそ効果を実感しやすい」というコピーで反証します。

D — Desire(欲求・望み)

Desireには**顕在欲求(表面に出ている望み)と潜在欲求(本音の望み)**があります。コピーは潜在欲求に刺さるほど、ユーザーの感情を強く動かします。

顕在欲求(表面)潜在欲求(本音)
「痩せたい」「自信を持って水着を着たい」「元カノに再会したとき驚かせたい」
「英語を話せるようになりたい」「外資系に転職して年収を上げたい」「海外の友人と対等に話したい」
「副業で稼ぎたい」「会社に依存しない生活で安心したい」「家族に楽をさせたい」

F — Fear(恐れ・不安)

Fearは購入直前の離脱を引き起こす最大の要因です。「お金を無駄にしたくない」「騙されたくない」「効果がなかったら恥ずかしい」といった恐れが購入ボタンを押すことをためらわせます。

Fear別の解消コンテンツ

  • ◆「お金を無駄にしたくない」→ 30日間全額返金保証・成功報酬型
  • ◆「騙されたくない」→ 顔写真付き口コミ・会社情報の透明性・メディア掲載
  • ◆「自分に続けられるか不安」→ サポート体制の充実・挫折した人の復活事例
  • ◆「本当に効果があるのか」→ ビフォーアフター数字・第三者機関の認証

⚠️ BDF分析を推測だけで行わない: 「きっとこう思っているだろう」という仮定だけでBDF分析を埋めると、ターゲットのリアルな感情とズレが生じます。次のセクションで紹介する「顧客インサイト発見法」と必ずセットで実施してください。


顧客インサイト発見法

インサイトとは「表面の意見・行動の背後にある本質的な動機・感情」です。インサイトを見つける最も確実な方法は、実際の顧客の言葉を収集・分析することです。

手法1:口コミ・レビュー分析

AmazonレビューやGoogle口コミの**☆3評価**に注目します。☆5はポジティブな意見のみ、☆1は極端な批判が多いですが、☆3には「良い点もあるが〇〇が不満だった」という具体的な感情が書かれています。この言葉をそのままコピーに転用するテクニックを「VOC(Voice of Customer)コピーライティング」と呼びます。

分析の手順

  1. ◆自社商品・競合商品・類似商品のレビューを30件以上収集する
  2. ◆「良かった点」「悪かった点」「期待していたこと」「買った理由」に分類する
  3. ◆頻出する言葉・感情表現をリストアップする
  4. ◆最も多く出た言葉をコピーの核心語として採用する

手法2:Yahoo!知恵袋・教えて!goo調査

知恵袋に投稿される質問は「検索では答えが見つからなかった悩み」です。ターゲットキーワードで検索し、投稿された質問文をそのままFAQや悩みリストの素材として使います。リアルな言葉遣いがそのままLP上での共感ポイントになります。

手法3:実際の顧客インタビュー

既存顧客5人に30分のインタビューを実施するだけで、アンケートや口コミ分析では得られない「行間の感情」が掴めます。

聞くべき質問セット

  • ◆「このサービスを知る前、どんな状態でしたか?」(Painの把握)
  • ◆「なぜ他のサービスではなくこれを選びましたか?」(決め手の把握)
  • ◆「購入前にどんな不安がありましたか?」(Fearの把握)
  • ◆「今、どんな状態になりましたか?」(Gainの把握)
  • ◆「このサービスを友人に薦めるとしたらなんと言いますか?」(コアバリューの把握)

手法4:SNSコメント収集

X(旧Twitter)でターゲットの悩みに関連するキーワードを検索し、「つぶやかれている言葉」を収集します。「〇〇 つらい」「〇〇 失敗した」「〇〇 どうすれば」などで検索すると、加工されていないリアルな感情表現が見つかります。これをコピーのベースとして使うことで、「まるで自分のことを言われているような」共感を作り出せます。


ペルソナとBDFをLP設計に活かす方法

完成したペルソナとBDF分析は、LP各セクションに次のように反映します。

LPセクション活用するペルソナ/BDF要素
FVキャッチコピー潜在Desire(本音の望み)+ デモグラフィック
悩み共感セクション顕在Pain + Beliefが生んだ誤解
解決策セクションBelief(思い込み)の反証 + Desireへの橋渡し
実績・口コミFear(不安)の解消 + 社会的証明
FAQFear(具体的な疑問・不安)の先回り解消
最終CTA最大のDesire + 緊急性で背中を押す

💡 ペルソナは1人に絞る: 「男性にも女性にも刺さるように」と欲張ってペルソナを2〜3人設定すると、コピーが全方向を向いて誰にも刺さらない「誰でもない文章」になります。まず最も購買可能性が高いコア顧客1人に絞り込み、その人に向けてLP全体を設計しましょう。


🏋️実践ワーク

以下のワークを実施してください。

  1. ◆ペルソナを1人作成する: 自分が制作するLP(または担当案件)のターゲットを、テンプレートに沿ってデモグラフィック・サイコグラフィック・行動パターン・インサイトの4軸で具体化する。
  2. ◆BDF分析シートを完成させる: Belief(思い込み)5個・Desire(顕在・潜在)各3個・Fear(購入障壁)5個を書き出し、それぞれへの「LP上での解消コンテンツ」を対で記入する。
  3. ◆VOC調査を実施する: 競合商品・類似商品のAmazonまたはGoogleレビューを30件収集し、「頻出する悩みワード・感情語」トップ10をリストアップする。
  4. ◆インサイトをFVコピーに転化する: 収集した顧客の言葉をもとに、潜在Desireに刺さるFVキャッチコピーを3パターン作成し、それぞれ「どのインサイトを利用したか」を明記する。

📝まとめ

LP制作の成否はターゲット分析の精度で9割が決まります。ペルソナ設計では「デモグラフィック(誰か)」「サイコグラフィック(なぜか)」「行動パターン(どう動くか)」の3軸を具体化し、BDF分析では「Belief(思い込み)→反証」「Desire(欲求)→訴求」「Fear(不安)→解消」という3つの心理レイヤーを整理します。口コミ分析・知恵袋・インタビュー・SNS収集の4つのインサイト発見法でリアルな顧客の言葉を集め、それをそのままLPのコピーに転用することで「まるで自分のために作られたページ」という感覚をユーザーに与えられます。次のレッスンでは、これらの分析をもとに実際にコピーライティングする技術を学びます。

理解度チェック

3問

全問正解でこのレッスンが「完了」になり、コースの全レッスンを完了すると修了証が発行されます。解説つき・何度でも挑戦できます。

  1. Q1.男女どちらにも売りたい商品のLPを作ります。本文に沿ったペルソナ設計の進め方はどれですか。

  2. Q2.ターゲットが「サプリは効かない」と思い込んでいます。BDF分析ではどう位置づけ、LPでどう扱いますか。

  3. Q3.チーム内の想像だけでBDF分析のシートを埋めました。本文に沿って次にやるべきことはどれですか。

すべての問題に答えると押せます

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